2019.7.5
成田発のアエロフロート(ロシア航空)でイスタンブールに行く途中、モスクワのシェレメーチエヴォ空港で乗り換え(ターミナルDからF間の乗り換え)のため13時間ほど待つことになりました。ロシアのトランジットビザを申請し忘れて空港の外に出ることができず、空港内でラウンジ巡りをしました。
プライオリティパスで入ることができたラウンジや、簡易宿泊カプセルホテルについても書きます。
下の写真はターミナルDからEに抜ける通路の途中にあるカプセルホテル。1時間450ルーブル。2019年6月のレートで772円ほどでした。クレジットカードも利用可能。
成田発シェレメーチエヴォ行きの所要時間は9時間50分。到着してセキュリティチェックの行列に並んで階段を降りるとターミナルD出発ロビー。これからこの空港で13時間も待機しなければなりません。
シェレメーチエヴォ空港のターミナルDからFのあいだは歩いて移動が可能で、DからFまで徒歩10〜15分ほど。免税店、飲食店などが大量に出店していて、24時間営業のところも多く深夜到着でも飲食に困るということはありません。まずはターミナルDのギャラリーラウンジを発見したので入ってみました。
プライオリティパスと航空券を見せると「あなたはターミナルFの出発だから」とFのラウンジを勧めてくる。その後いろいろ言われて入室を断わられました。(帰りの便では入室できたのでこの記事の最後に書いています)
ターミナルDのモスクワラウンジでも同じく追い返され、あきらめてターミナルEに移動。
↓ここから先がターミナルE。
ターミナルEの39番ゲートから反対側に歩いて行くとギャラクシーラウンジとスペースラウンジがありました。スペースラウンジのほうに入ってみます。プライオリティパスで問題ないとのこと。
ソファー、テーブル席があり広々としていて快適です。ただ入室時に「3時間だけですよ」と念を押されました。長時間いると追い出されるかも。
ソファー横のサイドテーブルにはUSBと電源のコンセントがあります。電源はロシア規格なので変換アダプタが必要。Wi-Fiはロシア国内で通話可能なsimが必要なようで使用不能ですが、ラウンジ外のカフェなどで利用できるWi-Fiがあります。
なんだかわからない肉料理とジャガイモ料理などの軽食、2種類のスープ、ハム、ベーコン、チーズ、ライス、パン、アルコール・ソフトドリンク類とデザートが用意されています。
受付の右側通路奥にシャワー室があり、航空券を預けるとカギを開けてくれます。
バスタオルとシャンプー・リンス、ボディーソープは揃っています。ドライヤーは壊れてるのか冷風しか出ませんでした。シャワーの温度と水圧は問題なく快適。
となりのギャラクシーラウンジは食事のメニューなどほとんど同じ内容でした。入るとき「あなたはFのラウンジを利用できますよ?」とやんわり他のラウンジを勧めてきましたが問題なく利用可能。深夜だったのでガラガラでした。ネットが使えないのでオフラインで楽しめるコンテンツをダウンロードしておかないとマジで暇です。
ソファーで寝ても疲れがとれないのでカプセルホテルを利用してみました。ターミナルDからEに入ってすぐのところにある「Go Sleep」というブース。料金は朝10:00から22:00までが1時間250ルーブル。夜22:00から10:00までが1時間350ルーブル。
足が伸ばせて快適です。ロシア人サイズの広さで、手荷物(大きめのリュック)を入れても余裕がありました。シャッターを閉めると暗くて静か。ぐっすり寝ました。中にUSBコンセントがあって寝てるあいだに充電可能。カプセルホテルは合計3ヶ所で発見しました。
早朝、ターミナルFへ移動。
52番ゲート近くの階段を上がるとオールスターラウンジがあります。
軽食はありますが種類が少なく、温かい料理がお粥くらいしかありません。充電できるコンセントがあまりありません。男性トイレの向かい側にシャワールームがひとつだけありました。
このあと52番ゲートから搭乗してトルコへ無事出発しました。
帰りは3時間の乗り換え時間がありました。冒頭で入室を断られたギャラリーラウンジに再チャレンジしてみました。
ターミナルDの出発だったのですんなり入室できました。ギャラリーラウンジ2階の様子↓
食事の内容はほかのラウンジとあまり変わらない気がします。
以上、「シェレメーチエヴォ空港乗り継ぎでラウンジ巡り」でした。
待ち時間が長い場合でもカプセルで寝ればなんとか耐えられそうです。ただしエアコンが寒いのでブランケットはあったほうがいいですね。電源変換プラグは必須。お金は自販機すらカード支払いなので、クレジットカードがあればルーブルに両替する必要はありません。