日本で買えばラク! 韓国で使えるSIMカード - iPhoneの設定とプロファイルの削除 つながらないときは?

2019.10.26

日本で買えばラク! 韓国で使えるSIMカード - iPhoneの設定

韓国旅行に行く前にamazonで「Three」のプリペイドSIMカードを購入しました。iPhone XSとiPhone SEで動作を確認。6日間データ通信使い放題のプランが2枚セットで1500円でした。モバイルルータより断然安いうえに、ルーターを持ち歩かなくてもいいので便利です。

現地でSIMを入手・設定することもできますが、事前に日本で購入しておくことで、空港に着いてすぐ使い始めることができます。

SIMの設定(iPhoneの場合)を簡単に説明すると、

  1. amazonでSIMカードを購入
  2. 現地空港についたらプロファイル削除
  3. SIMを交換
  4. ローミングをONに

これだけでOKです。
あとは帰国する直前に、プロファイルをもとに戻せば、もとどおり日本で使えるようになります。詳しく説明していきます。

日本でSIMカードを買っておく - amazonで購入

今回購入したSIMカードは、Threeの6日間データ通信使い放題のSIM。1枚なら800円で買えます。発送から1週間ほど待ったので、早めに注文しておいたほうが良いと思います。

これがうちに届いたSIMです。2人で使うので2枚セットで買いました。日本語のマニュアルも同封されているので安心。

これがうちに届いたSIMです。2人で使うので2枚セットで買いました。日本語のマニュアルも同封されているので安心。

高速データ通信で6GB使えます。6GBを使い切ると使えなくなるわけではなくて、速度制限がかかって遅くなりますが、6日間は利用できます。

これがうちに届いたSIMです。高速データ通信で6GB使えます。

プロファイルの削除

機内、または現地空港に着いたらプロファイルを削除します。iPhone7以前の機種ではプロファイルの削除なしでもつながる場合があるようです。(未確認)

プロファイル削除の方法は、設定の「一般」から「プロファイル」を選びます。

プロファイル削除の方法

プロファイルの中の「プロファイルを削除」で削除(パスコードの入力が必要)します。下の例はb-mobileの場合です。UQ mobile楽天モバイルなど、ほかの通信事業者でも同様です。

プロファイル削除の方法

SIMに同封されている日本語のマニュアルにも「他のSIMカードの設定が保存されている場合、競合の可能性があるのでプロファイルを削除してください。」と書いてあります。つながらない場合はプロファイルが削除されているか確認してください。

SIMを交換

プロファイルを削除した後、SIMピンを使ってカードスロット(トレイ)を開け、SIMを交換します。ピンを忘れると面倒なことになるので注意。SIMのパッケージにピンは含まれていません。

SIMピンを使ってカードスロット(トレイ)を開け、SIMを交換

SIMは小さくて失くしやすいので、ケースがあると保管に便利。

ローミングをONにする

設定で機内モードを解除して、「モバイル通信」を選び「モバイルデータ通信」をONに、「通信のオプション」から「データローミング」をONにします。

「モバイル通信」を選び「モバイルデータ通信」をONに

これで韓国内でデータ通信ができるようになります。ネットにつながらない場合は、1度再起動してみましょう。開通すると、そこから利用日がカウントされ、SMSに最終利用日が(中国語で)送信されます。利用可能日をすぎるとデータ容量が残っていても無効になるので注意。

プロファイルをもとに戻す

帰国する直前にプロファイルをダウンロードしてインストールします。エラー防止のためプロファイルはSafariでダウンロードしたほうがいいと思います。

b-mobileの場合はこのページからダウンロードできます。

ダウンロードが完了すると、設定に「プロファイルがダウンロードされました」と表示されるので、そこからインストールをタップします。

ほかの通信業者の場合でも、例えば「UQ mobile プロファイル」などで検索すればプロファイルをダウンロードできるページが見つかると思います。


海外に行っても普段使い慣れたスマホがそのまま使えると便利です。
このプロファイル削除と再インストールの方法に慣れておけば、ほかのどの国に行っても、大抵のSIMに対応できるのでおすすめします。