2019.7.16
イスタンブールからカッパドキアへ、1泊2日のツアー(日本語ガイドつき)に参加してきました。行った場所を順に紹介していきます。カッパドキアといえば気球が有名ですが、気球ツアーは2週間以上まえに予約しなければならず、直前にそれを知って断念。ほかの観光地を巡るプランにしました。
予約したのはトルコの「MTIツーリズム」という会社のツアーで、ネット予約しました。料金は、2名参加の場合1人あたり258ユーロ。ホテルを「洞窟ホテル」にアップグレードしたので、追加で44ユーロ、合計302ユーロ(1人約36,700円)でした。
料金に含まれるのは、イスタンブール - カッパドキアの往復航空券、空港とホテル間の送迎、ホテル代、1日目の昼食、2日目の朝食と昼食、入場が有料な場所のチケット代。それ以外に必要なお金は、夕食代とドリンク代、途中で立ち寄る土産物屋で使うお金(クレジットカードがあればOK)くらいです。
当日、早朝4:30にホテル前まで送迎車が迎えに来ます。イスタンブール旧市街のホテルなら行きも帰りも送迎無料です。アジア側のホテルだと送迎に220ユーロ必要らしいので注意。冬場はもうすこし遅い時間の出発になるようです。
イスタンブール空港を6:35発。飛行機はトルコ航空。機内食にサンドイッチが出ます。カッパドキアのネヴシェヒル空港に8:00到着。
自分の名前が書かれたボードを探してスタッフを見つけ、送迎車でホテルへ移動。
ホテルに到着したのが9:00ごろ。ここで日本語ガイドさんと合流。荷物をホテルに預けてお茶を飲みながらガイドさんと雑談休憩。
9:30ごろカッパドキア観光の開始。この日のツアー参加者は自分たちを含めて4名でした。
まず最初に向ったのは車で15分ほどの絶景ポイント。
とにかくめちゃくちゃ広い!景色に見入ってしまいます。柵などが設置されていないので転落注意。
しばらく散策して次のポイントへ移動。
岩を掘って作られた洞窟住居を訪問。岩に空いている穴は窓。移動中も車内からたくさん見えました。
ここは今はもう人が住んでいません。最近はほとんどの人が普通の家に住んでいます。
奥に見えるのがキッチン。ガイドさんの話によると、一般家庭の洞窟住居は電気やガス、水道、インターネットもあり、夏は涼しく冬は暖かいので快適に生活ができるとのこと。
この地方の流行りのビジネスは、古い洞窟を買って修復してホテルを作って売ることだそう。
ハシゴで上の階に登れます。たしか5階建だったと思う。
Pigeon Valley
鳩の谷です。ここの鳩はみんな飼われている飼い鳩なんだそう。
ウチヒサル城が見えます。自然の岩を掘って作った砦です。下に広がる街とセットでカッコイイ!
よく見かける青いガラスのこれ、トルコの魔除けで「ナザールボンジュウ」というものです。
ナザールボンジュウのインスタ映えエリアでした。観光客が多くて記念撮影スポットが順番待ちという状態。
このあと、ツアーお約束の「土産物店めぐり」が入ります。トルコ石の店で「トルコ石とは〜」という説明のあとに商品が陳列されたフロアに案内され、あれやこれやと勧められます。
トルコ石を見た後は、アヴァノスという村に移動してレストランで昼食。
食後はアヴァノスから北に向かってオズコナック地下都市へ。
OZKONAK Underground City
数千人が生活していた地下に作られた街です。
地下19階まであるそうですが、見学は地下3階まで。中に入るとひんやりして寒いくらいです。家畜の部屋やワイン貯蔵庫、侵入してきた敵を防ぐシカケなど見どころがたくさんあって興味深い場所でした。
30分ほど見学して移動。
移動中ラクダをよく見かけましたが、カッパドキアの冬は1mも雪が積もるので、ラクダには良い環境とは言えないそうです。
こちらは途中で立ち寄ったデヴレントの谷のラクダ岩。
そして次はまた「土産物店めぐり」の第2弾。
陶器の作り方と絵付けの実演。このピンクシャツの陽気な兄ちゃんが日本語で笑いを交えながら説明します。
お土産コーナーでピンクシャツの兄ちゃんが次々に商品を紹介してきて少々イラッとします。
まんまと買わされ次の目的地へ。
saruhan kervansaray
有名な「スルタンハヌ・ケルヴァンサライ」ではなく「サルハン・ケルヴァンサライ」というところに行きました。ここは13世紀ごろにシルクロードを旅する商人たちが泊まったホテルです。
中に入るとまんなかに広場、左右に宿泊のための部屋があります。壁に囲われていて盗賊などから商人たちを守る構造になっています。
中央奥は劇場です。
1日目の観光を終えてホテルにもどりました。
ここはベストウェスタンホテル・プレミア・カッパドキア(BW Premier Cappadocia)というホテル。朝食もツアー料金に含まれます。
レストランとカフェ、スパがありました。屋内プールやフィットネスジムもあるようですが、迷路のように複雑な構造になっていて発見できませんでした。
岩をくり抜いて作った洞窟ホテルの部屋は暖かくて静かです。
エアコン、テレビ、冷蔵庫あり。コンセントは日本とは方式がちがうので変換が必要です。海外電源変換アダプタ(158ヶ国対応)などがあればOK。
シャワーの温度・水圧も問題なし。
問題はバスタブとシャワー室が洗面所をはさんで反対側になっているのが少々めんどくさい。この部屋だけなのか?
レストランはここ。夕食、朝食ともにビュッフェでした。料理の写真は撮り忘れ。
この下にスパがある模様。
ここからユルギュップの中心地まで徒歩15分ほどで行ける距離なので外食も可能です。