2018.12.5

日本全国の在日米軍施設・区域(専用施設)のまとめ

在日米軍基地の面積をグラフ化しました。全国に78施設・区域があり、沖縄県に70%が集中しています。都道府県別の面積は下図のとおり。

日本の米軍基地(専用施設)の都道府県別(面積)地図

米軍基地の面積(都道府県別)

北海道 427.4ha / 青森県 2,374.3ha / 埼玉県 203.5ha / 千葉県 209.5ha / 東京都 1,319.3ha / 神奈川県 1473.1ha / 静岡県 120.5ha / 京都府 3.5ha / 広島県 353.8ha / 山口県 867.2ha / 福岡県 2.3ha / 長崎県 468.6ha / 沖縄県 18,496.1ha

単位: ha(ヘクタール)

資料:防衛省「在日米軍施設・区域の状況」

在日米軍施設・区域の分類

在日米軍施設・区域は以下の3つに分類されます。

1.米軍しか使わない米軍基地

2.自衛隊も使える米軍基地

3.米軍も一時的に使える自衛隊基地

このうち「米軍専用施設」(上記グラフ)は1と2を合わせたものになります。面積は沖縄に70%が集中しています。一方、3は一時的に米軍が使用できますが、基本的には自衛隊基地です。1と2と3をすべて合わせると、沖縄の比率は20%となります。

在日米軍施設・区域の分類「専用施設」と「一時使用施設」

米軍専用施設 = 米軍基地

米軍専用施設は米側に管理権があり、日本の警察は入ることができません。犯罪を犯した米兵が基地に逃げ込んで、そのまま本国に帰ってしまったり、航空機の騒音・墜落事故、有害な汚染物質の不法廃棄などが問題視されています。

米軍が一時的に使える自衛隊基地

米軍が一時的に使える自衛隊基地は日本に管理権があって、日本の法律が適用できます。ほとんどの施設は、米軍が年に1回〜数回しか使いません。

沖縄の米軍基地の割合はウソなのか?

ネット上には「沖縄の米軍基地の割合はウソ」「沖縄の米軍基地面積は7割ではなく実際は2割しかない」という主張の書き込みが多くあります。しかしこれは米軍がほとんど使わない自衛隊基地を含めた無理やり作り出した数字です。毎日の基地騒音、頻発する米軍機事故・米兵による事件などの問題は、自衛隊基地ではなく「米軍専用施設」が多い沖縄に集中しています。

日本の安全保障のために在日米軍が必要だという意見は否定しませんが、であれば基地負担を日本全体で負うべきであり、本土から遠く離れた沖縄に、そのほとんどを押し付けている現在の状況は異常ではないでしょうか。

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