猫の殺処分をゼロにするために すぐできること 寄付で殺処分を減らす(寄付金控除の対象)

2018.1.16 2019.3.29 追記

猫の殺処分をゼロにするために すぐできること

殺処分される猫について調べました。殺処分を減らすためにできることや、してはいけないこと、ネットでできる寄付の方法をまとめました。

動物愛護法を改正するためにできることを追記

殺処分される猫の数

環境省の資料によると2016年は保健所や愛護センターなどへ72,624頭が引き取られ、返還や譲渡されずに殺処分となったのは45,574頭となっています。

2016年保健所や愛護センターへ72,624頭が引き取られ、殺処分は45,574頭

ここ数年のデータをみると2004年には238,929頭だった殺処分は減ってきているようです。2016年時点では45,574頭まで減っています。
追記 2017年は34,854頭

殺処分は減少 2016年時点では72,624頭

2016年の引き取り数詳細を見ると、飼い主からの引き取りが11,061頭あります。理由は不明ですが、「引越し先がペット禁止だから」「家族が猫アレルギー」「近所から苦情がきた」など人間の勝手な都合が多いのではないでしょうか。 また、殺処分数の6割は子猫です。

猫の引き取り数殺処分数45574頭 6割は子猫

殺処分がゼロにならない原因( 無責任なノラ猫へのエサやりはしてはいけない)

避妊去勢をせずに、ノラ猫にエサを与え続けることが結果として殺処分を増やすことにつながっています。 猫は繁殖力が強いのでエサが豊富にあると年に2回出産します。メスは1歳になるころには出産可能になるので不妊手術をしなければすぐに増えます。

すぐに増えるノラ猫

ノラ猫の数が増えると住民との間でトラブルも増えます。自宅の庭でウンチやオシッコをする、食べ残しのエサが腐って臭う、鳴き声がうるさくて寝れないなど住民の怒りが積み重なると、猫を捕まえて保健所に引きわたす人も増えてしまいます。

猫を捕まえて保健所に引きわたす

殺処分を減らすためにするべきこと 去勢不妊手術は必須 費用は3000円から

ノラ猫が多い地域では、まず最初に数を増やさないように去勢不妊手術をしなければなりません。

手術のためには猫を捕まえて病院に連れていく必要があります。さわらせてくれない警戒心がある猫を捕まえるには捕獲器を使います。カゴの中にエサを入れておいて、猫がカゴに入ると扉が閉まる仕掛けです。 捕獲してくれる病院や捕獲器をレンタルしてくれる病院があります。手術費は3000円から20000円程度。メスのほうが料金高めです。

捕獲器をレンタル 猫の捕獲器

里親になる

譲渡会などで引きとったり、ノラなら避妊去勢して飼いましょう。
ただし、動物を飼うなら責任を持って終生飼養する覚悟が必要です。「引越し先がペット禁止だから」とか「世話が思ったより大変だから」など甘えたことを言う人には資格がありません。僕自身の話ですが、生まれたばかりの子猫を引きとりました。現在(2018年)18歳になっています。猫は20年くらいは普通に生きると思います。最近は犬や猫の平均寿命が伸びているので、介護や医療費のことも考えておかなければなりません。

寄付をする

里親になるのは無理でも、殺処分ゼロのために活動している団体へ寄付すれば、間接的に猫たちを助けることができます。たとえば「どうぶつ基金」は飼い主のいない猫を増やさないために無料不妊手術チケットを配布しています。このチケットを獣医師さんが受け取り、手術費用が支払われる仕組みです。

「どうぶつ基金」は飼い主のいない猫を増やさないために無料不妊手術チケットを配布

寄付はウェブサイトからできます。毎月継続して寄付をするか1回だけかを選んで、1000円以上の任意の金額を指定します。銀行振り込み、クレジット払いが可能です。

どうぶつ基金 「ご寄付のお願い」

税制上の優遇

公益法人への寄付は税の優遇があるため、寄付したことを申告すれば年間所得から控除されます。寄付の限度額は年間所得の40%です。控除されるのは寄付金から2000円を引いた金額なので最低でも2000円以上寄付する必要があります。

10000円を寄付した場合 控除対象

「どうぶつ基金」への寄付は、ふるさと納税のように返礼品はもらえませんが節税ができて殺処分も減らせます。毎年確定申告しているフリーランスや法人、猫好きの方はぜひどうぞ!

猫関連まとめ(わが家の猫)

2019.3.29 追記

動物愛護法を改正するためにできること

ペットショップで売られている犬や猫の殺処分について、こういう動画があります。

動物愛護法の改正について【せやろがいおじさん】

以下、動画から抜粋しました。

(繁殖業者に飼われている犬や猫の一部には)コスト削減のために劣悪な環境で産ませ続け、衛生面が理由で皮膚病になり、皮膚がボロボロになって、産めなくなったら捨てる、殺処分する。そんな悪質な繁殖業者が普通に存在するんや。
(中略)
人気のある幼齢期を過ぎたら売れ残りとして、体調に問題がある場合は不良品、欠陥品として捨てられ殺処分されるんや。
(中略)
いろんな団体や政治家さんが、状況を変えるために動物愛護法の改正を訴えてるけど、一部の議員が「科学的な根拠がない」とか「過去に前例がない」とか言って遅々として進まん。

具体的に声を上げるにはどうすればいい?

この問題に対して「具体的に何をすればいいのか」という疑問に答えた動画も公開されています。

動物愛護法改正にむけて何ができる?

法改正を促す具体的な行動は4つ。

1.動物愛護を訴えている芸能人などの投稿を拡散する(世良公則、浅田美代子、杉本彩など)

2.地元の国会議員の事務所に陳情する(電話やメールで働きかける)

3.環境省に規制導入を要望する

4.ペットショップに直接話しに行く(「規制を守るつもりがあるか?」など)

有権者一人ひとりが何か行動を起こせば、世の中動くかもしれません。