ガラスケースの作り方 - 縦長の木製ショーケースを作ってみた

2019.7.26

ガラスケースの作り方 - 縦長の木製ショーケースを作ってみた

縦長の大きいガラスケースを作りました。サイズは高さ1500mm、幅は494mmです。使った材料や組み立て方を説明します。

ガラスケースの作り方 - カフェっぽいおしゃれな木製ショーケース 作り方と必要な材料

SPF材やドアの蝶番などホームセンターに売っているものを使っています。ガラスはカットの指定ができるサイトで買いました。着色はワトコオイルです。

ガラスケースの作り方 - 前ドア開閉

前面扉は蝶番で開閉

ガラスケースの作り方 - 前ドア把手

把手の裏側にドアキャッチ

材料と木材のカット

材料はSPF材、ネジとネジ穴をふさぐためのダボ(丸木)、ガラスを固定するための角棒と小鋲、木材を着色するワトコオイル、扉の把手とドアキャッチ、蝶番が必要になります。ガラスはサイズを指定してカットした板ガラスを購入。

木材は買ったお店でカットしてもらいます。カットの位置は下の木取り図を参考にしてください。パーツの種類はA〜Hの8種。

2×3(A,B フレーム部分)

ガラスケース SPF材 パーツ設計

2×2(C 扉の枠)

ガラスケース SPF材 パーツ設計

1×2(E 棚板を支える部分)

ガラスケース SPF材 パーツ設計

1×8(F,G,H 背板と棚板)

ガラスケース SPF材 パーツ設計

切り口は紙ヤスリで滑らかにしておきます。

SPF材

フレームの組み立て コーナークランプを使って直角に固定する

まず骨格になる前面と背面のフレームを組み立てます。

ガラスケース組み立てフレームガラスケース組み立てフレーム

組み立てる前に、ネジを入れる位置に穴を空けておきます。貫通ではなく、ネジの長さによりますが20mmほど残しておきます。

ネジを入れる位置に穴を空けるネジを入れる位置に穴を空ける

ネジを入れた後に穴と同じ直径のダボで塞ぎます。(ダボ埋め)

ダボ埋めの方法 断面

ダボ穴をあけるときにドリルスタンド/ガイドダボ穴ガイド HSSドリルビットを使うと正確に垂直な穴を作れます。掘りすぎて貫通させてしまうこともありません。

木工ボンド+ネジでガッチリ固定します。パーツが直角につながるようにコーナークランプを使いました。これがあると正確だし作業がめちゃくちゃラクです。

コーナークランプ

前面と背面のフレームを合体します。

前面と背面のフレームを合体

ここもコーナークランプが活躍します。歪みが大きいとガラスが入らなくなるので慎重に、なるべく正確に固定していきます。

ガラスケースの作り方 コーナークランプガラスケースの作り方 コーナークランプ

フレーム完成。

ガラスケースの作り方 フレーム完成

棚板と扉の組み立て

棚板を支えるパーツを取り付けます。コーナークランプを使って固定してネジ止めします。棚板はボンドで接着します。ボンドが乾くまでGクランプでしっかり固定します。

ガラスケースの作り方 棚板組み立て

扉の枠を組み立て、蝶番で本体に取り付けます。フラッシュ蝶番を使用しました。本体と扉のあいだには蝶番を含めて上下左右に1mmほど隙間がある設計です。ガラスを入れていないこの段階だと扉の枠にだいぶ歪みがあります。蝶番を取り付けるのはガラスをはめてからでも良いかも。

ガラスケースの作り方 ドアと蝶番

ガラスをはめる 角棒で固定する

ガラスのサイズは以下のとおり。厚みは5mm、透明ガラスでエッジ処理はしていません。コーワガラスという会社のサイトで注文しました。ガラスは細い角棒(9×9mm)で挟み込んで、ボンドと小鋲(小さいクギ)で固定しました。

ガラスケースの作り方 ガラスをはめる

小鋲を打ち込むときに、ガラスにハンマーがあたって割れてしまいそうだったので、クギ締めを使ってガラスからハンマーを遠ざけて打ち込みました。

ガラスをはめて、ドアキャッチと蝶番をつけたところ。ドアキャッチは2段目の棚板の下。

ガラスケースの作り方 ドアキャッチと蝶番

最後にワトコオイルを塗っていきます。内部はハケが入りにくい部分もあるので(特に棚板の側面)ガラスをはめる前にオイルを塗っておいたほうが良かったなと思いました。

ワトコオイル ガラスケースの作り方 完成

完成です。布でオイルを拭きつつ完全に乾燥するまで2週間ほどかかりました。内部は乾燥しにくいので、先に塗って乾燥させておいたほうが良さそうです。