cat tower キャットタワーの作り方 vol.1 キャットタワー兼本棚

2017.12.11

DIY収納家具 階段型オープン棚&キャットタワーの作り方 vol.1

ネコの運動不足解消用キャットタワーとしても使える棚がほしくて、階段型オープン棚を作りました。サイズは、高さ:1080mm、下段の横幅:1025mm、奥行:356mm。段の高さは360mm。カラーは、アトムハウスペイント(ミルキーホワイト)とワトコオイル(ダークウォルナット)のツートンです。ネジが使えない場所はダボを使っています。

DIY収納家具 階段型オープン棚 サイズ

必要な材料

すべて一般的なホームセンターにあるものだけで作ります。

材料 SPF ワトコオイル

SPF材(1×4と1×2の2種類)

長さ1820mmで1×4(ワンバイフォー)なら1本あたり300円〜400円程度。

水性のペンキ

白い部分を塗るためのペンキです。アトムハウスペイント水性フリーコート 0.7L 色:ミルキーホワイト1580円。

木部着色剤

木目を残す部分に塗ります。ワトコ オイル 200ML ダークウォルナット 1025円。木目に味わいが出る塗料です。

ネジ(長さ32mm)

ネジの頭が6mm以下の細いものを使います。長さは32mm程度。100〜300円。

丸木(直径6mm)

直径が6mmの工作用丸木。ネジ穴を埋めたりダボとして使います。80円程度。

ホームセンターでSPF材をカットしてもらう

最初にホームセンターに行って、SPF材を購入。SPF材とは北米産のマツやモミなどの木材です。DIYでよく使われる材木で、ほとんどのホームセンターで取り扱っています。1×4や2×4などサイズの種類があり、1×4(ワンバイフォー)なら1インチ×4インチ。どこで買っても同じサイズ(多少誤差あり)で統一されています。

今回は長さが1820mmの1×4材を15本、1×2材を2本使用します。費用は5300円でした。カットは下の木取り図を参考に木材を購入したホームセンターに依頼。1カット30円、24回カットで720円でした。

SPF材 1×1 木取り図

[1×4の部品合計]
1061mm…8本, 701mm…4本, 341mm…4本, 363mm…4本, 343mm…8本, 322mm…24本

[1×2の部品合計]
322mm…9本

板をつなげて広い板を作る

板と板を「ダボ」でつなげて1枚の広い板にしていきます。「ダボ」でつなげるとは、板に穴をあけてダボを差し込んで板を固定することです。カットした板をそれぞれ322mmを6枚、343mmを2枚、363mmを1枚、341mmを1枚、700mmを1枚、1061mmを2枚組み立てます。

SPF材 カット サイズ ダボとは?木材をつなぎ合わせる棒

この「ダボ」の穴をあける工具はインパクトドライバーです。 電源コード付きのもので十分だと思います。以前使ってた充電式コードレスのものに比べて安いし故障もありません。屋内で使用するならこれで十分でした。年に数回しか使わない場合、充電式はバッテリーが弱ってしまいます。

リョービ(RYOBI) ドライバードリルキット FDD-1010KT

インパクトドライバー リョービ(RYOBI) ドライバードリルキット  FDD-1010KT

インパクトドライバーにダボ用木工ドリルビットを装着します。
ダボの穴あけには「ダボ用木工ドリルビット」を使います。これを使えばダボ穴をあけるときに深く掘りすぎることなく、簡単に穴あけできます。

ダボ用木工ドリルビット 大西工業 6角軸ダボ錐 6mm用mm

ダボ用木工ドリルビット 大西工業 6角軸ダボ錐 6mm用mm

次にSPF材の側面にダボ穴をあけます。あけた穴にダボマーカーを入れます。ダボマーカーとは、ダボ穴の位置を正確にあけるために印をつける道具です。

ダボ穴をあける
ダボマーカー
ダボマーカーの使い方

水平な場所でマーカーが付いた板と、穴を開けたい板をあわせて、穴をあけたい板のほうにマーカーで印をつけます。ここはズレないように慎重に合わせます。ぴったり合わせたつもりでも、板が反っている場合もあるので注意が必要。印をつけたらそれをガイドにして穴をあけます。

ダボマーカーをつける
ダボマーカーをつける

穴があいたら、その穴にボンドを入れて、穴と同じ直径6mmの丸木を木槌で差し込みます。そして穴の深さよりほんの少し短い長さで切り取ります。

丸木
丸木をノコギリで切る

もう一方の穴と側面全体にボンドをつけて、板と板をくっつけます。

ダボ
ダボでつないだ板

同じように天板、棚板、側面の板をすべて作ります。

ワトコオイルのかんたんな塗装方法「キャットタワーの作り方 2」につづく

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