2019.12.3

なぜ沖縄に米軍基地が集中しているのか?

沖縄県民が「NO」と言っているのに基地建設が止まりません。

首都圏にも多かった米軍基地――その跡地から見えるもの

この記事をもとに漫画を描いてみました。

(漫画)なぜ沖縄に米軍基地が集中しているのか? - 辺野古基地建設反対!中国が攻めてくるぞ!だったら本土で引きとればいい(漫画)なぜ沖縄に米軍基地が集中しているのか? - 日米安保が必要なら日本全体で基地を負担するべき。日本本土には2824ヵ所の米軍基地があった。(漫画)なぜ沖縄に米軍基地が集中しているのか? - 米軍機の騒音被害、誤射や墜落、米兵の犯罪が多発。(漫画)なぜ沖縄に米軍基地が集中しているのか? - 反基地運動が起こる。本土の反基地運動が収束。本土では無関心に。(漫画)なぜ沖縄に米軍基地が集中しているのか? - 沖縄の過重な基地負担。本土で米軍基地を引きとることを選択肢に議論するべき。

米軍が必要というなら本土で引きとればいい

沖縄に集中している米軍基地の大半は、沖縄が米軍統治下にあったころに岐阜や山梨などから移転してきたものでした。それ以前に本土では米軍基地の反対運動が頻発していたわけで、沖縄には「反対するな」とは言えないはず。

これらの基地闘争を見てみると、なんか今の沖縄とそっくりだなという印象でした。

沖縄はずっと過重な負担を強いられています。本土で米軍基地を引きとることを選択肢に議論するべきではないでしょうか。

沖縄の米軍基地を「本土」で引き取る!
市民からの提案 単行本

本土と沖縄の不平等な関係、現地の声を聞かずに強行される辺野古の海への土砂投入…。沖縄の人びとの声にどう答えるか、基地問題を自分事として考える本です。

高橋哲哉、知念ウシ、木村草太、津田大介ほか